ペスト (Bubonic Plague) は、人体にペスト菌(Yersinia pestis:エルシニア・ペスティス 腸内細菌科 通性嫌気性/グラム陰性/無芽胞桿菌)が入ることにより発症する病気。日本では感染症法により一類感染症に指定されている。ペストは元々齧歯類(特にクマネズミ)に流行する病気で、人間に先立ってネズミなどの間に流行が見られることが多い。菌を保有したネズミの血を吸ったノミ(特にケオプスネズミノミ)に人が血を吸われた時にその刺し口から菌が侵入したり、感染者の血痰などに含まれる菌を吸い込む事で感染する。人間、齧歯類以外に猿、兎、猫などにも感染する。

 かつては高い致死性を持っていた事や罹患すると皮膚が黒くなる事から黒死病と呼ばれ、恐れられた。14世紀のヨーロッパではペストの大流行により、全人口の三割が命を落としたともされる。

参照:「ペスト」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2007年10月11日 (木) 03:40 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88