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小説『三幕の殺人』:アガサ=クリスティー

Posted by 倖成卓志 on 21.2009 物語の中で 0 comments 0 trackback

 アガサ=クリスティといえば、「灰色の脳細胞」エルキュール=ポワロ、片田舎の老嬢・ミス=ジェーン=マープル、夫婦探偵・トミーとタペンス、幸せを与える・パーカー=パイン、謎のクィン氏など、多様な主人公たちを使った様々な物語があります。

 ポワロの作品群としてはあまり有名ではありませんが、こんなものもあります。

『三幕の殺人』(原題:『THREE ACT TRAGEDY』)です。

 参照文献:『三幕の殺人』ハヤカワ・ミステリー文庫。著者:Agatha = Christie 【アガサ=クリスティー】。訳:田村隆一。



 なぜこれを取り上げるかというと、もちろんお酒が登場するからです。


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エセワイン通が嫌がるワインの飲み方(2)

Posted by 倖成卓志 on 07.2009 言いたい放題 0 comments 0 trackback
「『ワインは芸術品』らしいわねぇ。ああ、もう、ムカつくぅ!!」
 勢いよく店の中へ入ってきた彼女はカウンターに腰を落とすなり、テーブルに拳を打ちつけてそう叫んでいた。
「大学のサークルでさ、みんなでお酒とか持ち寄ったわけ。でね、○○の持ってきたワインがさ、これがクドくてウゲッって感じ。喉ン中がギュって締まって気持ち悪くなるし、もう、すっごいマズいの。でも、なんかそこそこ高いワインらしくて、捨てるのもったいないじゃん。だからアタシ、水で薄めたの。そしたら飲みやすくなったの。分かる? 飲めなかったんだから仕方ないじゃない。でもさ、飲みやすくなったからいいじゃない。分かるよね?」
 いきなり『水!』と叫んで、まだ20代前半を思わせる若い店主は慌ててグラスへ水を注ぐと、彼女の手元にそっと置いた。
「そしたら、『ワインは芸術品だ』とか『これはどこそこのなんとかかんとか』ってなんか分かんない話が始まったのよ。で、しばらくしたら『ワインを水で割るなんてワインに対するボートクだ』とか、『まだまだ日本人はワインのことが分かってないなあ』ってバッカじゃないの?! アンタ、何人? どっからどう見てもジャパニーズじゃん。そもそも、そんなマズいワイン持ってくるなって話じゃない? みんなせいぜい缶ビールだよ、カッコつけてんじゃないわよって話じゃん。違う?」
 目の前に差し出されていたグラスにようやく気がついて、それを手にした彼女は一気に水を呷る。空になったグラスを勢いよくテーブルに叩きつけて、そして軽くため息をつくと、それまでの興奮など忘れたかのように落ち着いた表情を取り戻していた。
「っていうかさ・・・アタシ、分かんないんだけど」
 首をかしげて、
「ワインって水で割っちゃだめなの?」


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