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Whiskey - その3 ”あの有名な”スコッチ

Posted by 倖成卓志 on 17.2006 至福のウィスキー 2 comments 0 trackback
 予定は未定であって決定ではない、ということを思い知らされた今日。
 ”狙っている”ラムを買いに、件の酒屋さんに赴いたところ、何と休日。車で30分がまったくのムダになってしまいました(←あらかじめ調べておけ、という説が有力)。
 で、久々の酒屋巡り。

 酒屋さんを探訪するとすぐに気付くのが、その値段の差。同じお酒なのに、なんでこんなに違うのだろうという代物が多い。といっても、標準で1500円ぐらいのリキュールなら、上はだいたい1900円ぐらいで、下は1200円ぐらいでしょうか。それでも一番上と一番下を比べると、これは格段の差なわけですよ。そこまで差がなくても、100円から200円ぐらい違うのはザラ(←ここで「アスラン」という突っ込みを入れた人はいないでしょうね?)。
 特に洋酒の類は、オープン価格になっているので、日本酒や焼酎、ジャパニーズ・ウィスキーに比べると、上記ぐらいの差が出てしまうわけで。
 量販店だから安いとは限らない。逆にスーパーだから高いとも限らない。底値で買うのは本当に難しい。

 で、本日。3件ほど巡ったわけですが、見事に期待外れ。一番ヒドかったのは、全部で50器ぐらいの棚があるお店で、いわゆる洋酒が1棚、リキュール・カクテル材料で1棚。残りはワインが1/5ぐらいと、日本のお酒が4/5ぐらい。・・・ええ、確かにここは日本ですけれど、この差はいくらなんでも酷じゃありませんか? と店員さんに言いたかったですけど、言っても仕方ないのでそのままさようなら。

 帰り際、家に着くまでもう少しという所に、ものすごく小さな酒屋さんを見つけて、外にバーボンのケースが置いてあったので入ってみました。中は、予想通り、日本のお酒が3/4ぐらいで、残り1/4のうちの半分がワイン、さらに残り半分をウィスキー。ウィスキーは海外とジャパニーズが半々。バーボンもスコッチも、普通の値段だなぁ・・・というか、いまどきCHIVAS RIGAL 【シーバス・リーガル】にこんな高値付けてる店、ないですぜ・・・と思いつつ、隣の棚に妙な「値段」が。ブレンデッド・スコッチの、Ballantine FINEST 【バランタイン・ファイネスト】とそしてもう1本が、特売でも付かないような安値に!? うわぁ、ここの店長、絶対にブレンデッドの評価低く見てる。
 ここは店長さんに直談判して、ブレンデッドの魅力を説いてやろうではありませんか・・・なんてことをするはずもなく、黙って購入。店員さんは明らかに「こんな安いの買ってくなんてケチな客だねぇ、フン」という感じの、憮然とした面持ち。こちらは「いやいや、安物買いですみませんね」なんて申し訳なさそうな顔をしながら店を出て、車に乗り込んで、スッと大通りに出た瞬間、車内で思わず
 ○○○○、ゲットだぜ!
 と叫んじゃいました。




 ようやく本題。

ザ・フェイマス・グラウス

THE FAMOUS GROUSE
 【ザ・フェイマス・グラウス】


 ブレンデッド・ウィスキーです。
 製造元はMatthew Gloag & son ltd., 【マシュー・グローグ&サン社】。創業は1800年。創業者マシュー=グローグは元々、サマセット州パースで貴族の執事をしていたが、1779年に食料雑貨店の娘と結婚。義父の店を継いだ。取り扱っていた商品は雑貨、ワイン、やがては自らブレンドしたウィスキーである(このあたり、ウォーカーやバランタインに共通するものを感じますね)。そして孫である3代目のマシューが1897年に作り上げたブレンデッド・ウィスキーに、”雷鳥”を意味する「ザ・グラウス・ブランド」と名前を付けたのである。
 雷鳥はスコットランドの国鳥なのだが、これを付けた理由は当時、上流階級で流行っていた雷鳥狩りにちなみ、彼ら上流階級にアピールするためだったという(アメリカでは七面鳥狩りに持ち込まれたバーボンに「ワイルド・ターキー」と名が付いたエピソードがあるが、あちらは七面鳥狩りが先で、名前が後である)。
 やがて、「ザ・グラウス・ブランド」が人気を博すと、不思議な現象が起きた。このお酒を頼む人たちが「『The Famous 【あの有名な】』雷鳥のウィスキー」と言っている。これに気付いたマシューは、「ザ・フェイマス・グラウス」と改名したのである。
 有名なモルトは、HIGHLAND PARK 【ハイランド・パーク】、TAMDHU 【タムデュー】など。
 1970年、ロバートソン&バクスター社に経営権を売却。しかしこれは、バランタインが経営権を売却したのと全く同じ理由。つまり、国際競争力を付けるためである。


 ちなみに私が叫んだ言葉は「グラウス、ゲットだぜ!」
 香りは優しい。キレがある。ピート香はかすかなので、あの独特の香りが苦手な人でも大丈夫だと思うし、逆にアイラ党(ピート香濃厚派)にも不満を感じないと思う(自分がアイラ党なので)。一瞬、舌に絡み付いてくるような刺激があるのだけれど、まろやかな感じで包まれているので悪い気はしない(ここにタムデューの潜みを感じた)。フィニッシュは、たとえようのないくらい華麗。言われ見れば確かにハイランド・パークの長所が随所にはっきりと現れているのに、少し違う。複雑なのに雑でなく、すっきりとしていて鬱陶しくないというのが面白い。
 もの凄く得した気分。
 あの店の店長さんが、これを読んでないことを祈る(苦笑)。



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ほっほぅ、掘り出し物ですね。
僕はおっさんが趣味でやってるが如くの酒屋は価値も分からないで高級ボトルが埃まみれになってるイメージがあって、全然入らないんですが、こういうこともあるんですねぇ。
と同時に、もはや個人商店で酒屋(というか小売全般)を経営していくことの限界を見たような気がしますよ。
2006.09.20 13:56 | URL | 神保銀郎 #- [edit]
 メインはビールの卸で、ついでに他のお酒を扱っているという感じのお店でした。田舎なので、近くのスーパーや住人の方たちはお世話になっているのでしょうが、そういう”安定収益”が見込めない個人のお店は、経営していくのは難しいでしょうね。

 以前にも何度かお世話になった、小さな酒屋さんが2店ほどあるのですが、ひとつは珍しいお酒もあって地元でもそれなりに人気があったのですが、近くに量販店が出来ても何ともなかったのですが、交通の便が格段に良くなった途端、唐突に消え去って、薬屋さんになっていました(人の往来が増えたら潰れてしまった、というのは皮肉なものですが、そのお店に来ていた人が他の場所に行きやすくなったと考えれば、不思議ではありませんよね。地方では時々こういう一見不可思議な現象が起きますね)。もうひとつは趣味で運営されているお店で、お酒の種類は大したことがありませんが、店主であるおかみさんが人懐っこい方で、地元ですごく親しまれている方です。でも、「コンビニを始めませんか」というお誘いを何度か受けているみたいです。おかみさんはそんな気は全然ないようですが。

 いずれにしても現代は流通が発達していますから、「種類が豊富で、安いお店」についつい向かってしまうものなので、特色のあまりないお店は大変みたいです。
2006.09.21 21:22 | URL | 倖成 #iqhSIKS2 [edit]


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