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予告編・・・項目が増えるかも?

Posted by 倖成卓志 on 19.2006 悠久のカクテル 0 comments 0 trackback
 久々の、「言いたい放題」です。しかも予告編です。
データベースの再確認のために、過去の記事を振り返っていたら、自分がいろんなことを書いているのに気付きました。
 何というか・・・「そういうこと考えてるんだなぁ、自分」「ああ、あの時、そう感じたんだ」って感じで、間接的に見てしまいました。
 それはそれとして・・・近頃、「言いたい放題」を何も書いてないことに気付きました。まあ、新しい刺激が少なかったせいもあるのですが。
 ということは、つまり、これを書くということは

 新しい刺激
があったわけです。しかも、ただでさえ多い項目(しかもワインなんて全然更新してないのに)が増加の予感・・・
 私の信念は「広く浅く」。英語でいうと「ぐろーばる」(何故ひらがな?)。
 つまり、いろんな分野に手を出して、広く浅い知識を求めていく傾向にあるようです。読書でもあまり分野を問いません。

 しかし一方で、「狭く、深く」。英語でいうと「まにあっく」(だから、何故ひらがな??)。
 これ、と拘った分野に関しては、徹底的に追求していきます。

  -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -

 たとえば歴史。時代を問わず、全般的に興味があります。その一方で、たとえば戦国時代に関しては主要人物名だけでなく、また当時の政治経済だけでなく、武将やその家族たちの生き方、民衆の生活形態、食事、当時の考え方などに関しても、いろんな本を紐解いて知っていくのが楽しい。部分的にマニアックなんですね。

 もちろん、このスタイルには欠点もあって。
 興味がなかったり、一旦興味が無くなってしまうと、一切関わりを持たなくなってしまう。そんなヒマはないよ、という態度になってしまう。たとえば奈良時代や昭和初期辺りには全然関心がなくて、教科書に出てくる有名人物ですらまったく知らない、と、そんな感じ。

 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -

 お酒の話でいうと、
 私は日本酒や焼酎に対する知識はほとんど無いと言ってよいくらいに、関心がありません。酒造好適米【しゅぞうこうてきまい】という言葉も、つい先日たまたま知ったばかりで、まして日本酒愛好家なら誰もが知っているお酒の名前もまったく分からない。


 ウィスキーも、最初はそうでした。洋酒で、しかも高価なので関心がない(10年ぐらい前のスコッチは、現在の2~3倍の値段が当たり前!)。スコッチとバーボンの違いすら分からない。ブレンデッドって安いやつだよね、とか。スモーキーフレーヴァーとかピート香って何? って感じで。
 でもその一方で、カクテルで銘柄指定されているウィスキー(といってもそんなに種類はないのですが)は、名前だけは知っているという偏った状態。
 それが、たった1杯のWild - Turkey 【ワイルド・ターキー】から始まって、他にもウィスキーの銘柄指定があるカクテルを発見したりして、モルトや醸造所の歴史も学び取っていって、飲んだことはなくてもモルトの銘柄が数十種類はそらんじることができるくらいになったのはここ半年(って、そういえばディアジオのMalt Masterになったくせに、モルトの紹介が遅れてますね)。

 ちなみに、ブランデーやシャンパンもその製造法(というか蒸留などの仕組み)や飲み方は知っていても、銘柄はあまり知りません。広く浅く、でも一部に関しては狭く深く。

 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -

 私が飲める焼酎は1種類だけです。しかも最初は「やっぱり飲めない」という代物だったのが、ちょっとしたきっかけで飲めるように。
 日本のビールも、現在は1種類だけです。実は小さなビール会社のもので、興味津々のものが数種類あるので、そのうち試してみたいのですが、大手の中では1種類だけです。

 で、日本酒は零。まったくナシ。
 酒造好適米という名前は知らなくても、一応それなりに作り方は知っているつもりです。あくまでも「それなりに」ですけど。
 それに、ビールは今までにもいくつか紹介しているのですが、実のところあまり好きではありません。ラベルに関心があって、飲んでみるかという気になって。私の口に合うものを見つけて、こんなのがありましたという報告という感じなので、これを読んで同じものを飲んだ方の口に合わない可能性はあります。逆に、世間ではあまり評価が高くないビールであっても、口に合う、良いものだと感じたら、それで良いと思う(この観点から、実はあまり評価が高くないけどそれなりに美味しいビールを飲んだので、下書き中)。


 では、日本酒は何故まったく飲まないかというと、それに挑戦する気がまったくないから。
 私が日本酒においてまったく許しがたい侮辱は、醸造アルコールと醸造糖の存在。
 混ぜるな、という意味ではありません。
 ポート・ワインやシェリーではブランデーを添加しますし、ブルゴーニュの赤ワインは糖分が少なすぎるために補糖を行うことが許されています。
 でもそれは、あくまでも「より美味しくするため」。
 日本酒のそれは、意味が違う。
 日本酒に醸造アルコールや醸造糖を入れる大元は、第二次大戦中の物資不足の折に、なんとしても酒を飲みたいがための苦肉の策だったということ。ところが、物資が豊かになっても、これらを投入すれば原材料(米)の量が少なくて済むから、一向にこの手段は減らない。
 まがい物だ、ということです。

 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -

 洋酒にまがい物はないのか、と言われれば、たしかに昔はありました。しかし、徹底的な排除が行われたわけです。
 有名なのはドイツ・ビールの「ババリア純粋令」。「ドイツ純粋令」とか「ビール純粋令」とも言われるものです。
 これは1516年にバイエルン公ヴィルヘルム4世が、「ビールは、麦芽・ホップ・水のみを原料とする」とし、のちに酵母が加えられたものがきっかけで、1906年に正式採用となったものです。EC諸国への販売には非関税障壁とかで無効化されてしまったらしいのですが、ドイツ国内では頑なに守られているのです。
 ウィスキーもかつては樽の中に混ぜ物をしたまがい物が横行しました。そこで、まがい物でないことを「Proof【証明】」したのがきっかけで、ウィスキーの度数にはProof【プルーフ】という単位が使われているのです。
 何故ここまでまがい物を駆逐するのか。
 美味しいお酒を提供したい、飲みたいという考えがあるからですね。


 法律はあくまでも、違法業者やまがい物を駆逐するためのもの。
 ところが、日本の”大手”酒造メーカーは(すべてとは言いませんが)法律で許されているからと、ギリギリ最低限度のラインを死守して何を狙っているのかといえば、利益なわけですよ。
 法律はあくまでも「この最低限度を下回ることは許しませんよ」と言っているだけ。ところが「ここまで下げて”いいんだ”」という解釈の元で原材料の比率を減らせば減らすほど、それはそれは質の低いものができることでしょうね。
 で、資本主義においては、利益を生み出すものが正義なわけです。
 利益度外視、採算無視で質の高いものを作れば、資本主義社会においては反逆者になるわけですね。
 少しエグい解釈ですが。

 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -

 何の項目が増えるのか、何となく予感がしてきましたね。

 日本酒には永久に関わらないと思っていましたし、関わりたくないとも思っていました。

 ただ1種の焼酎、それを勧めてくれた方。あだ名は『組長』さん。居酒屋を経営しつつ、私の行き付け店のオーナーでもある方です(本店と支店という関係ですね。どちらもそんなに大きくはないのですが)。私に酒倉庫の店を教えてくれた女性のダンナさんに当たる方です(現在は諸事情により、支店の方はしばしお休みなのですが)。
 居酒屋と言っても、テーブルは端のほうに2つほどあるだけで、基本的にはおすし屋さんみたいにカウンターがぐるりとU字を描いている、立ち飲み屋風(椅子はもちろんあります)。なので、店員さんはその中にいながらも、いつもお客さんの誰かと話しながら仕事をしているという状態。組長も、裏手で焼き物や仕込みの最中でも、少しでも手が空けば出てきて誰かと会話をしているという状態。なので、普通に何人かで連れ添って行くのはもちろん、一人で入っても気軽に会話をしながら飲めるという、ちょっと不思議な居酒屋。


 私が日本酒や焼酎を一切飲まなくて、カクテルばっかり作っていて、ウィスキーも飲むし、ワインは珍しいのを持ち込むし、妙に酒に詳しいということを彼はようく知っています。
 それなのに、この間居酒屋に行ったら、
組長「これ、飲んでみて」

 ををぃっ、日本酒でないかい!? しかも、この言葉のふたつ前のやりとりが、
私「日本酒ってどうしても飲む気になれないですね」
組長「自分は日本酒ばっかりですね。ずっと日本酒」

 で、次の話が、
組長「ジンはストレートで飲むと、すごく美味しい。ボンベイが最高にいい。それにタンカレーのあのすっきりした感じも好き」
私「ボンベイはやはり別格ですね。いろんなジンを飲み比べていくと、全然違うのが分かる」

 で、
 何でこのやり取りをしておいて、いきなり日本酒を出してきますかね、組長?
 ここで拒絶するのも気が引けるので、仕方なく一口・・・。


 ・・・
 ・・・ウソだっ!?

組長「タンカレーでしょ?(ニヤッ)」

 タンカレーです、ハイ。
 といっても、タンカレー社が日本酒を造ったというわけじゃありません(当たり前だ!)。
 味わいがタンカレー・ジンに似ているということです。もちろんジンではないので、あの特有の香りがするわけでもありません。
 なんというか、
 日本酒特有の、ベトつく感じとか、甘ったるさとか、私には気だるさを覚えさせる香りとか、そういうものが一切ない。

 米の香り

 ただし、米の香りも味も実はかなり強いのですが、それをあまり感じさせない。しつこくはない。
 当然、醸造アルコールや醸造糖は入ってませんね、これは。そんな”程度の低い”問題ではない。

 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -

 まあ、そういうことです。
 よもやジンの話から、日本酒の概念を覆してくるとは、してやられたという感じです。
 とはいえ、日本酒を自力で探訪する気はさらさらないわけで。基本的にはやはり、ジンやテキーラといったスピリッツ、不思議なリキュール、そして様々なカクテルに深い関心があるわけです。

 ワインは、メジャーどころ、定番ものを除いては、いくら「金賞受賞」だろうが「有名人絶賛」だろうが「世界中が驚嘆」だろうが、一切手を出す気はない。ただし、卸のU氏が勧めてくれたものは、「まだ出来たばかりで評価はない」ものだろうと、とりあえず試飲してみて、よければ買う。少なくとも、ワインに関してはこの方針を貫くことにしています。何故なら、U氏の方が私よりもはるかに多くのワインに接していますし、彼がとても信頼できるからです。

 ワインは、人柄で買っているのです、私の場合。
 実はこれこそが、ワインの項目がちっとも増えない理由だったりもします。自分の判断で買わないから。

 同じことをするかも知れないし、しないかも知れません。
 が、仮にこの話題に手を染めるようなことがあった場合には、組長の判断にすべてを委ねます。何故なら、少なくとも日本酒に関しては私の数倍、数十倍、いやいや数え切れないほどの倍数で彼の方が知識も経験も上です。それに、感性も大いに信用できます。


 今のところ、路線としてはジンの飲み比べ、リキュールの探索、そして、とある蒸留酒への挑戦、この方針でいくつもりなので、日本酒に関してはほとんど期待しないで下さい。

 それでも、新しいお酒に接する機会が多いというのは、いろんな意味で幸福なのかも知れませんね。


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