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オリジナル・カクテル奮闘中・・・(4)

Posted by 倖成卓志 on 03.2006 特集 0 comments 0 trackback
 BLAVOD 【ブラヴォド】の登場は、それまでになかった「黒いカクテル」を製作するヒントになりそうで、大歓迎。
 正確には濃緑色ですけどね。
 
 「黒」といえば松田優作主演映画に触発され、その題名をそのまま使った Black - Rain【ブラック・レイン】というカクテルが有名ですが、使われる OpalNera black SAMBUCA 【オパールネラ・ブラック・サンブーカ】は、普段使いのリキュールと比較してちょいと高値なうえ(シングル・モルト・ウィスキーの10年もの程度の値段)、他のカクテルでは使われていないので、ホーム・バーではあまり使えない&使われないリキュールなのです。まさにバーで飲むカクテルですね。

 と、ここで余談。
 ブラック・サンブーカに、わざわざ「OpalNera」と会社名を付けていますね。カクテル・ブックではほとんどがブラック・サンブーカとなっていますが、実はこれ、『酒類指定』ではなく『銘柄指定』のカクテルなのです。
 日本語検索では1件もヒットしなかったので認知度がかなり低いのかもしれませんが、SAMBUKAは他にも Molinari【モリナーリ】社が、SAMBUKA、black SAMBUKA、SAMBUKA extraというのを造っていますし、Romana 【ロマーナ】社が white SAMBUKAというものを造っています。さすがにこれらは日本では入手できないみたいですね(もっとも、OpalNeraだけで充分ですけど)。


 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -


 さて、本題。
 ブラヴォドの色は、まあ良いとして、問題は味と香り。いくら「滑らか」な喉越しとはいえ、ストレートでも飲めますよという意味であって、口にしたときには喉を通り過ぎても見事なまでに薬草の香りと味わいが食らいついてくる。

 でも、飲んだことのない人に「滑らか」で、でも「薬草の香り」ってイメージ沸きにくいですよね。うーん。
 敢えてたとえるのなら「とっても渋~~いお茶」。渋すぎるから水で薄めてみたら、何とか飲めるようになったけど、でもやっぱり渋みと香りは残っていて、喉越しもちょっと圧迫を感じる、とそんな感じ・・・かなぁ。って、分かりづらいですね、これ?

 やっかいだなぁ、これ。

 とりあえず、これを”フロートさせる”ことに。

 未知のお酒なので、ジン、ラム、ウオツカの上にフロートさせてみましたが、これはブラヴォドをストレートで飲んだ後に、それぞれのスピリッツをストレートで飲んでいるのと変わらないのでパス。

 そこでまず、スパニッシュ・タウンを作りまして、


Spanish - Town 【スパニッシュ・タウン】
基酒:Rum 【ラム】
技法:ビルド
度数:35度
グラス:カクテル・グラス
レシピ
 Rum 【ラム】 1glass.
 Orange - Curaçao 【オレンジ・キュラソー】 2dashes.

 そこに、ブラヴォドをフロート。できたのがコレ。

試作品1
G1



 ちょいと下の方までブラヴォドが沈んでしまいましたが、辛口で強烈な味わいなのに少し甘みを感じるというこのカクテルで、味の調和を図ってみました。・・・うーん、悪くはないけど良くもなくて、後味にクセが残ってしまったのが欠点。

 ちなみにブラヴォドの回に奇妙な題名が付いているのは、これを考えていたある日、夕暮れ前の薄暗い空が目に飛び込んできて、それが妙に不気味で、ふと「色がブラヴォドのフロートに似ているな」と思ったからです。

 
 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -


 薬草リキュールのカクテルといえば、これですね。

Green - Alaska 【グリーン・アラスカ】
基酒:Gin 【ジン】
技法:シェーク
度数:44度
グラス:カクテル・グラス
レシピ
[Beefeater] Gin 【[ビーフィーター] ジン】 3/4
Chartreuse (Vert) 【シャルトリューズ(ヴェール)】 1/4

 今回、ジンはビーフィーターではなくPimlico【ピムリコ】で試しています。ビーフィーターを切らしているからです(こういう不足がホーム・バーの欠点)。ジンの違いは微調整で補うとして、ピムリコならゴードンの代役としてはうってつけ。で、シャルトリューズの代わりにブラヴォドを。

試作品2
G2


 これを見ていただければ、ブラヴォドは瓶の中では黒いものの、実際には緑色だということが分かりますね。飲んだ感じとしては
 ・・・弱い。
 シャリトリューズの強烈さに比べると、力が弱くて、ジンの中に味も香りも取り込まれてしまうという感じ。それでいて、妙にクセっ気がある。
 
 何なんでしょう、これって。


 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -


 この二つの試作を編み出すまでの半月で、ストレートで呷ったり、まったく無駄な失敗作も発生して、ブラヴォドは半分を消費。
 ここまで、ずっと勘違い(というか思い込み)があって、それを払拭してから再挑戦に挑んだのですが、何を勘違いしていたか、分かります?


 答えは、Green - Alaska 【グリーン・アラスカ】です。
 つまり、ブラック・カテチュという薬草を織り込んだこのブラック・ウオツカを「薬草リキュールのよう」だと感じました。
 ところがグリーン・アラスカの変形を作ったことで、ブラヴォドは「薬草リキュールではない」と気付いたわけです。
 リキュールほどの強さはない。あくまでもこれはウオツカであって、薬草を入れただけ。主軸はウオツカ。

 でも、これってやっぱり薬草の香りと味、弱くはないけど存在してるんですよね。
 Black - Mary 【ブラック・メアリ】は、とても良い(ちなみに某執事バー(・・・ってアソコしかないだろ(笑))ではDarty - Mary 【ダーティー・マリー】と名付けているそうです。私としてはそんなにダーティーな感じがしなかったので、ブラックと名付けてみました)。
 どこが良いかというと、トマト・ジュースのクセの強さ。ブラヴォドの薬草風味を、トマト・ジュースの濃厚で力強い味わいが見事に対抗してくれている。だからこそ、ブラヴォドを薬草リキュールの位置づけで試し続けてみたのですが。

 ・・・うーむ、これをただのウオツカとして扱えというのか?!


          →To be continued...
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