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Liqueur - その4 謎のリキュールその1

Posted by 倖成卓志 on 14.2007 愉悦のリキュール 5 comments 0 trackback
 ヤフー・オークションなるものを体験しました。

 基本的に、クレジット・カードを使うのがすごく苦手なのです。
 今ここにないお金を使うというのが、どうも感性に沿わないというか。そもそもそんなにたくさんのお金を持ち歩かないし、あればあるで使いたくなるのは、おそらく学生の頃はまったく使わなかった反動だろうか? などと、これはどうでもいい話。

 えっと、
 もちろん、ネット・オークションがどういうものかは知っていました。ネット・サーフしているうちにいろんなHPに飛んでいって、いつの間にかオークションに登録しちゃってたんです。まあ、無料でしたので、文句があるわけではないのですが。
 何に驚いたかって、オークションに並んでる品物の、最初に付いている値段が

 1円

 って・・・まあ、そのうち上がるんでしょうけど、1円ですか。これで落札しちゃったらどうなるんだろう、といらぬ心配をしてしまったりして。
 居並ぶ物たちを、つらつらと眺めているうちに、お酒も並んでいて、「あ、これでちょっと体験してみるか」と1円のところに、何気に入札。値段は「11円から入札できます」とのことで

 11円

 ・・・・私もなかなかナメたマネをするもんですわ。
 そのうちポンポンと値が上がっていて、私も適当に値段をあげて行って・・・値段が止まって、最高入札者に。
 まあ、この程度の値段なら、すぐに誰かが追い越すだろうと思っていたところ、ある日メールで

 「落札しました」

 ウソ!?

 たったの、121円で!?

 何だか、出品者の方に申し訳ないような気がします。
 でも、お酒はただ漫然と誰の手に触れられることもなく、永遠に眠り続けることなど望んではいないでしょう。だから、お酒に対する情愛の気持ちが大切なので、値段は問題じゃない・・・と、自分に言い聞かせました。
 というわけで、落札しちゃったのが、こちら。

LAKKA
LAKKA 【ラッカ】

 はい、全然知りません。下の方に「CLOUDBERRY LIQUEUR」とあります。多分、クラウドベリーと読むのでしょうが、全然知りません。リキュールなので取りあえず狙ってみただけです。


 それにしても、落札して、振り込んで、翌日にすぐ届くとは思いもよりませんでした。早っ!
 箱をガサゴソと開けて、取り出してみると、ラベルはちょっと剥がれかかっていますが、瓶は汚れがちょっと残っているものの、欠けたりヒビが入っているわけではないので大丈夫だと思います。


 表のラベルからは、もらえる情報は、
 度数が21度で、500ml。クラウドベリーのリキュールということだけなので、仕方なく裏手に。


「ゴールデン・ラッカ・ベリー(?)は、フィンランドに自生しています。ミッドナイト・サン(夕暮れ時の太陽?)の優しい日差しを受けて、熟成を果たしました。私たちは100年以上、この果実からリキュールを造っています。ラッカ・ベリーのレア(稀少)で、リッチ(高貴)なフレーヴァーがあなたを楽しませてくれますように」


 訳してみましたが、一部意味不明です。これは後できっちり調べないといけませんね。
 造っているのは、フィンランドの Marli という会社のようです。

 へぇ~

 だって、全然知らないんですもの。

 取りあえず、一口。
 ・・・
 ・・・・・・・えっと・・・水薬?
 ちょっと甘めの、でもクドさの残る水薬みたいです。これが本当の味なのか、それともおかしくなっているのか、さっぱり分かりません。
 
 クラウドベリーのことも含めて、明日調べようと、布団へ。

 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・あれ?
 ・・・・・・何かが引っ掛かってる
 ・・・クラウドベリー? いや、知らない。聞いたこともない・・・
 ラッカ、も初めて知った名前・・・なんだろう、何かが引っ掛かってる
 ・・・LAPPONIA? ラッポニア? ・・・
 Marli? マーリ?
 ・・・
 ・・・・・・フィンランド
 ・・・リキュール・・・デ・カィパー
 ・・・って何でこんなのが浮かぶんだ、関係ないだろ?
 あれ?
 ・・・フィンランド
 ・・・トナカイ・・・リキュール・・・
 
 ・・・Marli って、まさかマルリ!!?

 アレって・・・ええええええ!!!????

 
 ・・・いやぁ、思わず目が冴えちゃいました。
 推理パズルで、ヒントがすべて繋がって、答えを導き出したような感覚でした。
 以前に何らかの本で、「フィンランドでリキュールの会社といえば、マルリが有名です」というような内容を見たことがあるんですね。ただ、マルリと書いてあって、原語で書いてなかったのでMarliという文字を見てもピンとこなかったんですね。多分その時に、「ああ、オランダのデ・カィパーとかフランスのマリ・ブリザールみたいなもんか」と思ったんでしょうね、自分で。
 トナカイ、というのは、トナカイが食べる木の実で作ったリキュールを、このマルリ社が造っているという話を聞いたことがあるからです。
 

 マルリ社のリキュールなら、おそらく調べは容易につくことでしょう。


 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -


 ここからは、調べて分かった内容について書いていきますね。
 まず、LAKKA 【ラッカ】は、フィンランドの大手リキュール・メーカーであるMarli 【マルリ】社が造ったものです。
 クラウドベリー・リキュールと書いてあるのに、裏ラベルではラッカ・ベリーと書いてありましたが、クラウドベリーは英語、ラッカ・ベリーは現地での呼び名のようです。


 LAPPONIA 【ラッポニア】 とは、北欧の3カ国(フィンランド、デンマーク、スウェーデン)からロシアにまたがるラップランドという地域のことです。
 フィンランドでは3分の1がここに属し、夏は白夜(ミッドナイト・サン)となります。この稀少な太陽の光りを受けて育ったベリーたちで造られたリキュールに、LAPPONIA 【ラッポニア】という名を与えているようです。
 「ヨード香を感じさせる」とあるので、水薬のようだと感じたのはあながち間違いでもないようですね。言われてみれば、苔むした香りがします。


 トナカイが食べる木の実というのは、ブランブルベリーで、これから造られるリキュールが、Mesimarja 【メシマリャ】。「北の赤い真珠」と呼ばれているそうです。
 他に、
 ブルーベリーから造られる Mustikka 【ムスティッカ】。
 苔桃[こけもも]から造られる Pulukka 【プルオッカ】。
 白桃から作られる Peach Dream 【ピーチ・ドリーム】。
 シーバックソーン・ベリーから造られる Turni 【テュルニ】。
 白スグリ(カシス)と苔桃、10種類近いハーブから造られる Marinella Fruit Bitter 【マリネラ・フルーツ・ビター】。
 という製品があるようです。


 -  ☆  -  ★  -  ☆  -  ★  -


 何だか、すごいものを手に入れてしまいました。改めて、出品者の方に感謝いたします。
 ただ、野生植物だけあって、ストレートでいくのはかなり勇気がいります。ソーダかレモン・ジュースなどで割ったほうが良い感じ。

 ともかく、ヤフー・オークション、何だかもっと関わっていきたい気分です。



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倖成閣下!
同盟国の元首として、
この度の”オクデビュー”
心からお喜び申し上げます。

これにより、閣下の
スピリッツコレクションが
ますます充実されんことを
お祈りいたします。

しかし、フィンランドでも
酒を造っていたんですなぁ。
人類の歴史=酒文化であると
改めて認識した次第であります。
2007.01.14 22:37 | URL | 7号リール #- [edit]
このページをリンクさせていただきました。
2007.01.14 22:53 | URL | 7号リール #- [edit]
推理パズルで謎解きが出来るって、すごい!!
栗色の息吹もヤフオクを覗きに行ってみます。
2007.01.16 20:55 | URL | 栗色の息吹 #OARS9n6I [edit]
 ありがとうございます。本当に、落札までは分からない言葉に怯えつつ、いざ落札したらその後どうなることかと不安でいっぱいでしたが、一連の流れが終了してほっと一安心、といったところです(落札価格よりも送料の方が値が高かったんですけどね)。

 何気に狙ったお酒が、まさかこんなすごいものだとは思いもよらず、まさに幸運。
 日本にはあまり情報が入ってきていないだけで、北欧や東欧にはまだまだいろんなお酒が眠っているようです。私が”酒倉庫”と(勝手に)呼んでいるお店にはいくつか存在しているので、味わってみたいですし、それらを少しずつでも紹介していきたいと思っています。
2007.01.18 01:11 | URL | 倖成 #iqhSIKS2 [edit]
 推理は、もうホントにたまたまですね。当てちゃった自分が一番驚いてたりして。
 知らないお酒なんてまだまだいくらでもありますし、同時に、初めて知ったお酒のことを調べれば調べるほど、いろんな国のいろんな考え方や感じ方、土地や気候や風習などが垣間見えてくる気がするのも楽しいと感じます。

 ヤフオクは、見てるだけでも面白いですね。いろんなラベルがありますし、レアなグッズもあったりして。かなりハマりそうな予感がしています。
2007.01.18 01:16 | URL | 倖成 #iqhSIKS2 [edit]


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 いざ、霊薬【エリクシル】を求めて・・・

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