Spirits - その13 ブードルズ・クラブ(Boodles Club)

BOODLES(bottle).jpg


BOOLDES
 【ブードルズ】


BOODLES



 度数は45度。
 製造元はCock, Russell & Co.,Ltd.【クック・ラッセル社】

 1845年に登場したジンです。「RONDON DRY GIN」とありますがスコットランド産です。イングランド・ロンドンで作られていなくても、ロンドンに本社があるとこの名前を使っても良いようです(他にも条件はあると思うのですが、調査不足)。

  栓のところに王冠の模様が彫られています。王室と何か関係があるのでしょうか?

BOODLES(cap).jpg



 ボトルはSeagram 【シーグラム】の創設者サムエル・ブロンフマンのデザインによるものです。なお、製造元のクック・ラッセル社は現在、シーグラム社の傘下でもあります。

 名前はロンドンにあった「ブードルズ・クラブ」にちなんでいるとのことです。何故、この名を付けようと思ったのかは、よく分かりません。
(すみません、今回は分からないことだらけです。詳しい情報が入手できませんでした)


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 製法は、グレーン・スピリッツに、7種類のボタニカルを配合し、減圧蒸留方式で作り上げています。

 ちなみにグレーン・スピリッツとは、原料となる小麦やトウモロコシなどの穀類に、麦芽や糖化酵素などを用いて糖化・発酵させたものを、連続式蒸留機を使って蒸留させたものです。アルコール濃度は95%以上にもなります。
 ボタニカルは、以前にSpirits その2 - BOMBAY SAPPIRE 【ボンベイ・サファイア】でも書いたように、植物の種子、実、根などのことです。


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 味わいなのですが、「これといった特徴」というものがないように思えますね。

 味わいがないというわけじゃなくて、ビーフィーターやゴードンやタンカレー、ボンベイ・サファイアやヴィクトリアン・ヴァットのように「これが私です」という激しい主張が感じられない。
 口にしたら「はい、これはジンですね」と分かる。分かるけど、「じゃあ、どの銘柄?」って聞かれたら消去法で探すしかない、すぐに「ブードルズに間違いない」とは断言できない、という感じでしょうか。
 ±0 【プラス・マイナス・ゼロ】。
 「どうしてもブードルズじゃなきゃダメだ!」という人がいそうにない反面、「どうしてもブードルズだけはイヤだ!」という人もいそうにない。

 でも、それだからこそ使い勝手が良さそうな気がします。

 個性が強いと、それをうまく生かすことができれば+ 【プラス】に走るけど、生かせないとかえって− 【マイナス】の効果になってしまう。
 でも±0のジンは、平凡なだけに、大成功も大失敗もない。
 ストレートでも、ジンの特徴を感じさせながらも、変なクセはない。カクテルに使っても、ジン固有の特徴は感じられるけど、それ以上の余計な味や香りはあまり感じない。

 あくまでも私見ですけどね。

 平凡というのは、あまり実害がなくて、特に何かに秀でているわけでも格段に劣ってもいるわけじゃなくて、時に居ても居なくてもいいような気もしてくる。でも、実は地道に役立っていて、地味ながらも愛されている。主張の激しい個性派たちを、うまく取りまとめてくれる。なくてはならない存在。そんな感じでしょうか。

 あっという間に空になりました。平凡すぎて、飲みやすいのも困りものです。


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「 Spirits - その13 ブードルズ・クラブ(Boodles Club) 」へのコメント

エンブレムがライオンに支えられているので、イギリス王室と関連があるのは間違いないんだろうと思うんですけど、僕もまともに調べてないので確たることは言えずじまいです。

テイストに関しては、僕も自分のブログでコメントしてるのでトラバすることで詳細はさけますが、良くも悪くも‘特徴がない’という点では近いところがあります。
タンカレーやボンベイ・サファイヤみたいな強い個性がないんですよね、ブールドルズは。
それが悪いっていうんじゃないですけど、紹介するには厄介で、お酒を紹介してるブロガーには難物と言う他ないですね(苦笑)

>神保さん

 ブードルズの輸入業者はキリンビールさんなので、試しにHPに入ってみたのですが、説明がすごく大雑把。クック・ラッセル社のHPも見つからないので、詳細が全然分かりません。

 確かに平凡すぎて何を書いていいのか分からないジンでした。いろんなジンがあるものです。

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ブードルズ

ジンというと世間一般的にはドライジンを指しまして、特にビーフィーターなんかはロンドンジンというカテゴリに含まれます。蒸留所がロンドンにあるというだけでなく、味や香りなどのジン文化とでもいうようなものが

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倖成卓志

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 国があり、歴史があり、数えきれないほどの人たちがいる。彼らを陶酔の境地へといざない続ける麗しき液体たちの存在を、今、あなたの元へと送りたい

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