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Beer - その15 クローズド・ソート

Posted by 倖成卓志 on 02.2009 享楽のビール 2 comments 0 trackback
 日本は果たして本当に豊かな国なのだろうか?

オゼIPA

オゼノユキドケ IPA
  -  ○  -  ●  -  ○  -  ●  -  ○  -

オゼIPA(label)

製造元:吟醸蔵ブルワリー 龍神酒造株式会社
度数:5度

 日本酒についてはほとんど知らないのですが、この「龍神酒造株式会社」では「尾瀬の雪解け」という日本酒を造っていて、「ブルワリー」として造ったビールがこれのようです。

オゼIPA(mark)

 ここにある「IPA」というのは、「India Pale Ale 【インディア・ペール・エール】」の略です。

 「IPA」はイギリスからインドにビールを移送する際、腐敗が起きないよう、ホップを通常の5倍投入したものです。そのため、すっごく苦いです。
 軽いビールに慣れていると、この苦みは、すごく強烈です。以前に書いたCorona Extra 【コロナ・エキストラ】ヴァイツェンとは対極です。ひたすら、苦い。
 もっとも、オゼノユキドケは、IPAにしては少々甘めに感じられる気がします。麦汁が甘口なのかしらん。飲みづらくはないです。でも、苦いです。

 今までの、どれも同じようなビールに飽きたという人にお勧めかも知れません。

  -  ○  -  ●  -  ○  -  ●  -  ○  -


 さて、冒頭に妙なことを書きました。
 実は、ここまでのビールの回でさんざん書いていることです。いろんな国の、たくさんの種類のビールがこんなに手に入りやすい国というのは、もしかしたら日本が最高かも知れません。いろいろな国からいろいろなものを輸入しているアメリカですら、かなわないかも知れません。

 でも、実のところ、日本がそんなに豊かな国に思えないのです。

 最後に持ってきたこの日本製のIPA、購入したお店にもう一度行ったところ、「ありません」と言われました。

 ベルギーや、ドイツや、あるいはいろいろな国のビールが手に入りづらいのは、まだ分かります。輸入量の制限もあるし、ユーザーの需要がなければ当然売れないので、業者は買いすぎてもいけない。
 ただ、自国のビールにここまで『選択肢のない』国というのも珍しいかも知れません。

 何を言っているのかというと、日本ではまずビールといえばピルスナー・タイプで、発泡酒g出回ると発泡酒ばかりになって、焼酎が流行ると焼酎ばかりになってしまうということ。

 日本でも、小規模なところはヴァイツェン、エール、IPA、スタウト、ポーター、その他いろいろな種類のビールも造っているけれど、さてそれを手に入れようとすると、すごく手間がかかるのです。うまく手に入れても、次にまた入手するのが大変。
 ビールに限らず、流行りものは簡単に手に入るのに、それ以外のものを手にするのがとても大変だと感じるということです。

 自分の好きなものに照らせ合わせると、実感が沸くかも知れません。
 たとえば、「みかん」といえば、種なしで図体のふっくらとした「温州みかん」が主流ですが、逆に種ありの昔ながらの「紀州みかん」を手に入れようとすると、これが難しい。

 なぜか?
 どうせ造っても少ししか売れないのなら、意味がないから。
 だから、どこの農家へ行っても、どこのお店に行っても、みかんといえば「温州みかん」ばかり。ごくたまに「紀州みかん」が出回っても、異端視される。

 「同じような物」は豊かですよ。でも「選択肢」が豊かでない国って、わびしくないですか?
 そんなことを考えながら飲むIPAは、ことさらに苦いです。
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書かれている通りだと思います。「選択肢」が豊かでない国、その通りですね。
そのかわりネットでの選択肢は異様に増えていますが、私は出来れば現物を手にとってチョイスする方がいいです。ソッチの方が楽しいので^^
2009.11.03 07:14 | URL | ルチル #I9hX1OkI [edit]
>ルチルさん
 見たことのないラベルを眺めていたらとか、瓶をなでまわしていたら何となく気に入ったなどの衝動買いは現物買いの楽しみですよね。大企業だけでなく小規模のところも頑張って欲しいと思っています。いろいろな経験は楽しいものです。
2009.11.03 18:20 | URL | 倖成 #iqhSIKS2 [edit]


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